Sep
26
落葉樹が冬に葉を落とすのは
自分自身が生きていくためだそうだ
力つきて丸裸になるのではない
真っ青な空に
裸の自分をすかしてみる
一つ一つの枝の先がくっきりと見えてくる
心のひだのように見えてくる
葉を繁らせていては分からないこと
花を咲かせていては気づかないこと
実を実らせていては見えないこと
手放すことで見えてくるものがある
幹と枝の向こう側には
空が心のように
縹渺と
広がっている
雲が言葉のように
流れていく
落葉樹には
生きていくために
確かめなければならないことがある